ss34-heartのブログ

機械加工とGS750

真鍮削りだしバルブ

緊急事態宣言発令により、経済活動は停滞している状況です。

当社は大量生産するグローバル企業に単品加工の製品を納めています。

 

普段一人で仕事してますから、ウイルス感染リスクは

一般サラリーマンの方々に比べると低いかもしれませんね。

 

といっても・・・

仕事しないと・・・

工場も閉鎖しないといけなくなりますから・・・・

 

なにか、自社製品になりそうな楽しいものつくりたい!

 

それで、VM33のバルブを削り始めた次第です。

 

今回は、ミクニ純正品と同じ素材にて削ってみました。

 

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自分のGS750には、カッタウェイ#2.0相性良さそうなので

今回も2.0の小さな切込み使用です。

 

単純に素材の違いが、パワーやフィーリングその他、操作性にどう影響するか?

体感している状態です。

 

この素材の問題点は、銅合金ですから、機械のクーラント切削油との相性問題があります。クーラントは水溶性(要は水ベース)なので、緑青が発生しやすく・・・・

クーラントタンクに残った切子から錆が出てきてしまうんです。。。。

 

ま~でも、削ってみたいもんだからやってみた!

という感じです。

次回、削ることがあれば行程は見直し必要ですね~

 

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外周をもっとピカピカに仕上げたいけど、処女作ですから~
完成してほっとしています。

そして、ハードクローム施工しました。

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こうなるともはや純正品ですね~

 

「当社で作りました~」

誰も信じそうにない・・・・・

 

ということで、緊急事態宣言解除なったら交換して試乗してみます。

違いはいかに?