VM33のオーバーホール作業しているんですが・・・
VM33の補修や改造部品を販売している関係でジェットブロック予備ないですか~?
問合せいただいたりしてたんですが、遂に自分が必要に迫られました・・・
う~ん、作ってみますか?
NJのネジがもげてます・・・・
ここをヘリサートすると奥にある、
NJが入る精度穴は破壊しそうです・・・・
ヘリサート修理するって、凄腕だな~
いくつも分解してくるとさすがに部品不足・・・・
悩んだ挙句・・・・ジュラルミンで製作することにしました。
もう一つ作ってみたいな~と思ったきっかけありました。
割りと最近にジェットブロックパッキン交換してありそうな個体・・・
これだけ湿っているのに、ジェットブロック側に着いて剝がれてきてます。
スリーボンドって記載ある側は、ガソリンに触れると液体パッキン化するはずなんです。
ということは、パッキンはキャブボディ側に着いているはずでは?
ジェットブロックとボディの密着度が緩い?
キャブボディにジェットブロックをNJで締め付けた後にM3ビスで締め上げると傾いてしまう場合、ジェットブロックは変形してしまっているんではないか?
と思ったわけです。
ま~ないから、作って試してみよう!
ということで、ないものは製作して試してみましょう♪
複雑な形状で、機能に不要な部分は省略
VM29と比べると、位置決めピンが加工に時間かかるかな~
旋盤工程で加工できない為、ミーリング(フライス盤加工)必要になっちゃいます。
後は、あっち加工した後にこっち加工するんで、あっちこっちバリ地獄・・・
キャブに組むと・・・・
純正品といわれてもばれない
このアングルではばれます(笑)
しかし、M3ネジで締め上げても、ジェットブロックは傾きません
さ~て、実際に作動確認のために始動、試乗してみます。
アンド、試作機を組んで長期点検もやってみよう~
う~ん、またVM33点検試乗・・・・
自分センサーをオフにする日は来るんでしょうか?
ドンドンVM33沼に嵌ってます。(笑)
沼るほどに、ほんと楽しいキャブですよ~
・・・・・・
現象が改善してると良いな~
いっぱいOHすると、新しい発見あっておもしろいです。