VM33用のジェットブロックパッキンはメーカーより購入不可の為、
アメリカから輸入したり、自作したりしていました。
それから、何機もOHするうちに在庫も切れ・・・
国内で複製したいと思って、何社かに依頼して当社でOHする際は、
国内製作ものを組んでいます。
ただもう少し、いいものにしたいと思って試作3回目になります。
毎回数百枚製造します。
そんなに・・・・需要あるのか?
疑念はあるけど・・・僕が欲しいから良い~んです。
今回もご近所さんです。
小さな穴だけど、淵まできれいです。
純正と削り出しジェットブロック両方に使えます。
ちょうどOH依頼がありますので、
使ってみて問題なければ、ジェットブロックパッキンのみで販売開始します。
では、組付け作業の記事アップします。
刻印D29 最近多いショートピッチです。
いつものように、超音波洗浄して
今回は、リンク回りに修正が必要でしたので再メッキをしました。
主な交換部品、ヨシムラOHキット+組み立てに必要なOリング
チョークプランジャー、当社ピッチ変換キット、リンクベアリング等
順番にステー類組付けて
リモートアジャスター化と
ショートピッチはスロットルシャフトも短くて使えませんので
当社Z1用スロットルシャフトに交換します。
とりあえず、組み立てできたんで
ジェットブロックを挿入しましょう。
今回は、ジェットブロックも交換依頼ありましたので、
削り出しブロックに新作パッキンを使います。
↑ 3番ボディに組み立てた状態です。
ジェットブロックには、位置決めピンがあります。
このピンで、ボディに動かないように固定します。
新作パッキンは、このピン穴にピッタリくるように製作しました。
ジェットブロック・・・・
つけるときに、パッキンが下向きになり穴が弱いと落ちそうになり・・・
気を使いますが、振っても落ちない精度で仕上げてくれたので
非常に作業が楽でしたよ♪
あとは、ご依頼のジェットセッティング情報待ちです。
きまりましたら、一気に組み立て可能になります。
続きを楽しみにしてください。