2機ありますので、同じ作業を2台分行いました。
今回は、初めての2気筒用組み立てなので、
部品が混ざらないように仕分け作業を行いました。
再メッキ部品だけは、2機分同時に施工依頼しないと
コストかさみますので、まとめて発注しておきます。
ボールベアリングが付くリンク部分は、ワイヤー溝、太鼓穴を
可能な範囲で修正してメッキ依頼に出します。
それでは、組む準備が整ったので、
組付けていきますよ。
↓ 今回の主な交換部品です。
まずは、分解洗浄したボディをエアーで乾燥させ
孔の通路確認にパーツクリナーで目視します。
ステッカーを最初に貼り付けて、リンク回りから組んでいきます。
2気筒にはリンクと共締めになる、チョークステーが必要です。
次にリンクにベアリング挿入
新品なGS400スロットルシャフトを組み立てます。
ジェット類は新品に交換して、
先にジェットブロック等も組み立てました。
理由は、4気筒に比べると
ボディ2個の2気筒は組み立て時の安定感が悪くて
やりづらかったから
GS400用の白いシャフトカバー
フューエルパイプを使います。
連結ステーもGS400用に交換
DLCコートアイドルポートバルブを組み込みます。
組込み後に動き確認、
4気筒に比べると、少し重く感じました。
左右保持をニードルベアリング化できるともっとよいのかな~
リターンスプリングステーを中央に変更して終了
(4気筒だと最近はプリロード最弱で組みます)
続けて、もう1機です。
紹介忘れましたが、2気筒用はエンジン右側も穴が開きっぱなしになってます。
多分ですけど、ボディにブッシュ打ち込み加工する時に
開口させてるんだと思います。
そこで、カバーが必要になります。
MIKUNIさんに取り扱いがない蓋も新規製作しました。
後日、販売予定です。
2機目はフロートが他車用でした。(何用だろう?)
ご存じの方も、多いと思いますが、
VM33用の真鍮フロートは廃盤になってます。
在庫してた、新品に替えます。
(今回試乗確認ができないので、既定の油面調整する為です。)
そんな感じで、2台終了
あとは、オーナー様でセッティングをお願い致します。
GS400用ピッチ変換キットは後日販売予定してます。
ご依頼ありがとうございました。