ss34-heartのブログ

機械加工とGS750

GS750用 Fフォークトップキャップボルト

製作所の書庫は久々ですね!
 
今回はブログ仲間のいぶし銀さんより依頼を受けた
GS用のFFトップキャップボルトをステンレスで複製したいと思います。
 
ステンレスで複製するメリットは
 
1 錆びない
2 加工後の表面処理がいらないので、少量生産しやすい
 
こんなとこかな~!?
 
GSは旧車になったので、
長期にわたって車両と付き合っていきたいと考えてるいる人が
私を含め多いんじゃないでしょうか?
 
GSが販売された、当時はメーカーさんもこんなに長く
みんなに愛される結果になると想像していなかったと思います。
 
今の時代から思えば、メッキ部品を使用して贅沢に
作られていた車両も販売開始から約35年を経過し、
部品の劣化やサビが目立ち始めてませんか?
 
私の車両も例に漏れず、サビサビです。(笑)
 
スズキさんは国内メーカー4社のなかでは、
部品供給に恵まれていると思います。
いかんせん、今のコスト重視の生産体制の中では
新品部品を購入しても、表面的な耐久性に乏しいのでは?
 
機能は十分優秀なんですが、数年経つとサビがちらほら出てませんか?
 
5年もてばいいほうでは!?
 
この様な理由で、ステンレスで外観のネジなどを
少しづつですが、作り始めました。
 
今回は、製作の模様を少し書き込みたいと思います。
 
イメージ 1
 
左が送っていただいたGS750の中古品
右の材料より削りだします。
 
イメージ 2
 
下から見た状態
 
イメージ 3
 
イメージ 4
 
今回の製品はネジの加工があります。
ネジにはオス、メスがありますので
模範ネジが必要になります!
今回のネジサイズはM28P1.5でした。
 
うちの会社はおもに、専用機と呼ばれる生産設備の部品を少量製作してます。
機械部品のネジは、M28はあまり使用してません。
残念ながら、模範になるネジがありませんでした。
 
そこで、インナーチューブのコピー製品を製作!
これを模範として使用したいと思います。
 
上記2枚の写真がそれになります!
 
次回は、製作の模様か完成品お見せできるかな~?
乞うご期待!!