製作所の書庫は久々ですね!
今回はブログ仲間のいぶし銀さんより依頼を受けた
GS用のFFトップキャップボルトをステンレスで複製したいと思います。
ステンレスで複製するメリットは
1 錆びない
2 加工後の表面処理がいらないので、少量生産しやすい
こんなとこかな~!?
GSは旧車になったので、
長期にわたって車両と付き合っていきたいと考えてるいる人が
私を含め多いんじゃないでしょうか?
GSが販売された、当時はメーカーさんもこんなに長く
みんなに愛される結果になると想像していなかったと思います。
今の時代から思えば、メッキ部品を使用して贅沢に
作られていた車両も販売開始から約35年を経過し、
部品の劣化やサビが目立ち始めてませんか?
私の車両も例に漏れず、サビサビです。(笑)
スズキさんは国内メーカー4社のなかでは、
部品供給に恵まれていると思います。
いかんせん、今のコスト重視の生産体制の中では
新品部品を購入しても、表面的な耐久性に乏しいのでは?
機能は十分優秀なんですが、数年経つとサビがちらほら出てませんか?
5年もてばいいほうでは!?
この様な理由で、ステンレスで外観のネジなどを
少しづつですが、作り始めました。
今回は、製作の模様を少し書き込みたいと思います。
左が送っていただいたGS750の中古品
右の材料より削りだします。
下から見た状態
今回の製品はネジの加工があります。
ネジにはオス、メスがありますので
模範ネジが必要になります!
今回のネジサイズはM28P1.5でした。
うちの会社はおもに、専用機と呼ばれる生産設備の部品を少量製作してます。
機械部品のネジは、M28はあまり使用してません。
残念ながら、模範になるネジがありませんでした。
そこで、インナーチューブのコピー製品を製作!
これを模範として使用したいと思います。
上記2枚の写真がそれになります!
次回は、製作の模様か完成品お見せできるかな~?
乞うご期待!!