ss34-heartのブログ

機械加工とGS750

CP2195 純正ピストン

キャリパーをCP2195に変更して試乗しました。
ピストンは純正のメッキピストンを使っています。

わたしの感想
CP2696に比べると、ブレーキのタッチが悪いというか・・・・
レバーを握ってからの反応が良くない、制動力に差はないと思います。
しかしながら、ブレーキ操作が気持ちよくないかな~

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マニアは、鉄ピストンを好むと誰かが言ってましたけど・・・・
自分は、マニアにはなれそうにないです。(笑)

50kmほど走っていやになり、カシマコートピストンに組みなおしました。

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それで、さらに試乗!

カシマコートの感想

おお~、ブレーキ操作が気持ち良いです。
ブレーキレバーを握る手の微妙なさじ加減で減速をコントロールできます。
純正ブレーキシステムの時に、ラジアルポンプマスターシリンダーのみ交換した
あの感覚と近いと思います。


今回の試作カシマコートピストンは、自分のAP用の他
GS750用を2台分製作しました。

モニターを2名の方にお願いしました。
(このご依頼、実は2年前にさかのぼります。)


モニターさん自ら部品交換して試乗していただきました。
感想の電話口から、興奮気味な声で
「なかちゃん、これいいよ!間違いなくチューニングパーツだよ!ブレンボに変えた時と同じフィーリングだ!」
私と、他2名とも同じ感想でした。

そうそう、すいそくすると
ピストンが軽くなったことにより、ピストンシールのロールバック量が増えている感じあります。
現に、ゆっくりレバー操作したときに発生するブレーキディスクの泣きが収まった!
と報告いただきました。(ピストンの戻り量が増えている)

以前の記事に書いた、ブレーキフルードにエアーをかんでいるんでは?と疑ったのは
ピストンシールの動きが良くなり、きちんとロールバックがされてる証拠ではないかな~?と考えています。


ということで、鉄からアルミに交換してようやくモニターさんからの、
あの電話口の興奮な理由に気づかされました・・・・・

ステンレスピストンには、錆びない=使い方次第では半永久に使用できるメリットと、切削加工のみで完成品が出来上がるため、少量生産に向くメリットがあります。
なので、需要の少ない車種でも製作可能なんです。

カシマコートピストンは、有名な使用車種はスズキのBKINGなど
メリットは、大量に生産されているので安価に購入できます。
一方、バイク屋さん等で、請け負っているカシマコート施工サービスは1個=1万円からなどと見聞きします。
単品加工にカシマコートは、費用対効果で施工するしないを判断していると思います。

今後の展望としては、

旧車に純正ブレーキが好きで載っているけどもっと気持ちよくブレーキ操作してみたいなど思っている方、BKINGのピストンの単価にはなりませんが、大手リプロダクト会社さんのステンレスピストンよりちょっと高価だけど、高性能なキャリパーピストンあったら、どうでしょうか?

GS750用の製品化は厳しいでしょうね・・・・・
他に共用できる車種があれば・・・・検討します。

なんてことを、モニター頼んだファクトリーまめしばさんと話していたら・・・・
早速・・・・試作第2弾!
Z1000LTDのピストン届きました・・・・・
これって・・・・ステンレスで製作済み・・・・・
ってこと、あの車種と同じです。
また役に立たない情報を蓄積しましたよ。(笑)

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R&Dはリサーチ&デベロップメントでしたっけ・・・・・
何事もチャレンジしてみなければわからない!

結果は跡から・・・・ついてきてほしいな~

つづく・・・・