それでは、組み立て行きます。
まずは、2番ボディにリンクベアリングを交換してスロットルシャフトをつけます。
スタータープランジャーとOリング、ダストカバー類も交換します。
次に、2番と3番を連結
リターンスプリングがボディに接触しなくなってるのがわかりますでしょうか?
ショートピッチなD29か、普通なD29の違いは、2番と3番ボディを見ればわかります。
えらそうなこと言っても・・・オーナーさんに持込んでいただいた時には、見落としてました。。。。
どっちのD29刻印キャブでも、Z1に使えるようになりますが・・・・
ピッチ変換費用が+されるので、同条件、同金額の中古キャブを入手するのであれば?
中央が広い方を見つけるのがポイントになります。
購入前に、キャブの気筒間ピッチがいくつか?
確認すればわかることですけど。
それと、最近のVM33ユーザーさんの傾向なんですけど、アクセルを軽くしたいって方多いです。
VM33の現役時代は、リターンスプリングを強くなるように改良してたんです。
当社のバルブを装着されていれば、昔みたいに張り付かない事が侵透してきたんだなと
実感してます。
アクセル軽くなるように、本物(D29純正)より弱いスプリングを当社リプロのヨシムラタイプ強化ステーキットには採用してます。
今回は、それ用スプリングに替えました。
あとは、いつものようにリンクベアリングも交換です。
4気筒を組み立てました。
ピッチ変換キットのステー、連結パイプに替えることで、簡単に正規ピッチにできますよ。
今回は、Z1にCA#1.5の当社標準セットで一度組みました。
今回のご依頼者様は近県でしたので、可能ならいろいろと確認したいってことで、
ノーマルジェットブロックで一度は組み立てました。
直接会って、対面にて話すると伝わりやすいですし、乗って体感が話早いです。
今回の個体には、6DK1というJNが使われてました。
すでに3機は拝見してます。(いずれもD29ボディ)
標準の6DJ30とどう違うか?
後日、体感する予定です。
あとは、いつものようにバルブの動きを確認しながら組み立てました。
テフロンコートボディはスペシャル感ありますね~
残りの部品を組み立てて、油面を確認
当社のステッカーも張り付けてほしいってことでしたんで、ヨシムラステッカーと勝手にコラボさせてもらいました。
ファンネルは、試作なカシマコート仕上げです。
欲しいって方、いらっしゃったら製作可能ですのでご連絡ください。
だいぶ、端折りましたが
次回は、車体につけて確認試乗編です。