先日のマスターピストンに続き
キャリパー側もカシマコートピストンに交換しました。
ピストンはCP2696用当社製作品です。
シールキットはオーナー様に手配していただきました。
今の世界情勢だと、購入ルートにより到着までの日数が相当変わってきて
やきもきしちゃいますが、非常に助かりました。
シールキットは国内正規販売品だと小さなOリングが入っていません。
理由は、分解するな!ってことだと思います。
CP2696、CP2195ともにキャリパーボディに位置決めピンがないんですよね・・・
だから・・・位置出しする必要があります。
自分は、写真のように長いドリルを位置決めピンがわりにして、
キャリパーボディ固定ネジをしねえ付け後にもドリルがスムーズに刺さるか?
確認してます。
ここがずれると、キャリパーパッドピンの抜き差しで苦労しますし、
裏表のピストンセンターがずれちゃうと思います。
今回の車両は元々、CP2696を使用されてた車両なので
このまま交換と行きたいとこなんですけど・・・・
オーナーさんの強い希望で、「CP2195はインチネジで固定したい」
ということで、サポートも新作しました。
CP2696はM10ボルト使えるようにΦ10以上の穴が開いてますが、
CP2195の方は、インチ3/8で、穴径はノギスでΦ9.5くらいで仕上がってます。
キャリパーの穴をΦ10.2くらいにボール盤で拡大すれば市販のサポート使えるようになります。
後は、2195はディスクの対応外形が小さい為、
今回のようにΦ310㎜ディスク使うとディスク逃しが足らず・・・
ボディを削る必要あります。
なので、サポートも新作しました。
その後、シルバーアルマイト出しました。
では、組付けていきます。
ここでも、問題発生・・・・バンジョウネジの深さが、CP2696より浅いようです。
底付きしてるみたいです。
仕方ないので、市販のバンジョウをカットして対応しました。
あとは、エアー抜きしておしまいです。
ブレーキのフィーリングは如何に?
試乗が楽しみです♪
リア編に続きます。