ss34-heartのブログ

機械加工とGS750

CP2195にカシマコートピストン装着 フロント

先日のマスターピストンに続き

キャリパー側もカシマコートピストンに交換しました。

 

ピストンはCP2696用当社製作品です。

シールキットはオーナー様に手配していただきました。

今の世界情勢だと、購入ルートにより到着までの日数が相当変わってきて

やきもきしちゃいますが、非常に助かりました。

シールキットは国内正規販売品だと小さなOリングが入っていません。

理由は、分解するな!ってことだと思います。

CP2696、CP2195ともにキャリパーボディに位置決めピンがないんですよね・・・

だから・・・位置出しする必要があります。

自分は、写真のように長いドリルを位置決めピンがわりにして、

キャリパーボディ固定ネジをしねえ付け後にもドリルがスムーズに刺さるか?

確認してます。

ここがずれると、キャリパーパッドピンの抜き差しで苦労しますし、

裏表のピストンセンターがずれちゃうと思います。

 

 

今回の車両は元々、CP2696を使用されてた車両なので

このまま交換と行きたいとこなんですけど・・・・

 

オーナーさんの強い希望で、「CP2195はインチネジで固定したい」

ということで、サポートも新作しました。

CP2696はM10ボルト使えるようにΦ10以上の穴が開いてますが、

CP2195の方は、インチ3/8で、穴径はノギスでΦ9.5くらいで仕上がってます。

 

キャリパーの穴をΦ10.2くらいにボール盤で拡大すれば市販のサポート使えるようになります。

 

後は、2195はディスクの対応外形が小さい為、

今回のようにΦ310㎜ディスク使うとディスク逃しが足らず・・・

ボディを削る必要あります。

 

なので、サポートも新作しました。

その後、シルバーアルマイト出しました。

 

では、組付けていきます。

 

 

ここでも、問題発生・・・・バンジョウネジの深さが、CP2696より浅いようです。

底付きしてるみたいです。

 

仕方ないので、市販のバンジョウをカットして対応しました。

 

あとは、エアー抜きしておしまいです。

ブレーキのフィーリングは如何に?

 

試乗が楽しみです♪

リア編に続きます。