VM33のOHしていて困ったシリーズ....
フロートカバーの欠品・・・・
削り出し屋なので・・・・
全切削も考えてましたけど・・・・・
単なる自己満足にしかならないのと・・・・
ノスタルジーなVM33の雰囲気に似合わないだろう・・・・・
それで・・・・・少量でも製作可能な砂型鋳造を依頼してました。
とうぜん・・・・外注作業!
鋳造の型も必要になるので・・・・・
貴重な純正部品から、型を起こしました・・・・
貴重なVM33が・・・・しばらく、1機この世から離脱・・・・・
複製できないと、悲しみも深い(笑)
とりあえず、鋳造までできました。
外注さんの仕事は完璧!
さ~て、面出しや、穴あけ加工が必要ですけど・・・・・
どのように、加工しましょう・・・・
とりあえず、ドレンボルトを付けれるように、面出しとネジ切からスタート
このネジ穴を利用した冶具を製作して・・・・・
5軸機に装着・・・・・
フロートパッキンが付く面だしごに、取り付け穴加工・・・・・
そして・・・・・最難関な・・・・・チョークチューブの逃し穴と・・・・
ガソリンを導入させる・・・・・・斜めからのバイパス加工・・・・・
位置出しも、アナログ計測してるから・・・・・(笑)
JMCさんみたいな、金属レントゲン欲しい・・・・・(笑)
とりあえず、NTX1000を空運転させて、干渉チェック・・・・・
思ってた以上に・・・・きわどい設計・・・・・
ミクニさんは、凄い会社だな~(笑)
改めて・・・・気化器屋にはなれないと実感!!(笑)
とりあえず手持ちの小径なロングドリルで、いけそう~
いざ実食・・・・じゃなく実加工・・・・
やっぱり・・・・設計ミスしてました。(笑)
1個はお釈迦様に・・・・・
再設計しなおして、完成~!!!
↑
上 MIKUNI製
下 砂型鋳造品
↑
上 砂型鋳造品
下 MIKUNI製
取付も無問題!
実際にVM33に装着して、エンジン始動してみた。
チョークも使えるし、ガソリン漏れも大丈夫そう!!!
しばらく、様子見て・・・・・
3個使えたから、外した純正品を型にして・・・・
型にすると・・・・・ずーっと型として人生全うすることになります。
修正必要なところも、わかったから型作り出来たら・・・・・
小ロットな量産してみますね・・・・・・
根本的な問題は・・・・・自分・・・以外に・・・
欲しい人いるの?(笑)
加工blogも続きます。