ss34-heartのブログ

機械加工とGS750

砂型鋳造のフロートカバー

VM33のOHしていて困ったシリーズ....

 

フロートカバーの欠品・・・・

 

削り出し屋なので・・・・

全切削も考えてましたけど・・・・・

単なる自己満足にしかならないのと・・・・

 

ノスタルジーなVM33の雰囲気に似合わないだろう・・・・・

 

それで・・・・・少量でも製作可能な砂型鋳造を依頼してました。

 

とうぜん・・・・外注作業!

 

鋳造の型も必要になるので・・・・・

貴重な純正部品から、型を起こしました・・・・

貴重なVM33が・・・・しばらく、1機この世から離脱・・・・・

 

複製できないと、悲しみも深い(笑)

 

とりあえず、鋳造までできました。

外注さんの仕事は完璧!

 

さ~て、面出しや、穴あけ加工が必要ですけど・・・・・

どのように、加工しましょう・・・・

 

とりあえず、ドレンボルトを付けれるように、面出しとネジ切からスタート

 

 

このネジ穴を利用した冶具を製作して・・・・・

5軸機に装着・・・・・

 

フロートパッキンが付く面だしごに、取り付け穴加工・・・・・

そして・・・・・最難関な・・・・・チョークチューブの逃し穴と・・・・

ガソリンを導入させる・・・・・・斜めからのバイパス加工・・・・・

 

位置出しも、アナログ計測してるから・・・・・(笑)

JMCさんみたいな、金属レントゲン欲しい・・・・・(笑)

とりあえず、NTX1000を空運転させて、干渉チェック・・・・・

 

思ってた以上に・・・・きわどい設計・・・・・

ミクニさんは、凄い会社だな~(笑)

改めて・・・・気化器屋にはなれないと実感!!(笑)

 


とりあえず手持ちの小径なロングドリルで、いけそう~

いざ実食・・・・じゃなく実加工・・・・

 

やっぱり・・・・設計ミスしてました。(笑)

1個はお釈迦様に・・・・・

 

再設計しなおして、完成~!!!

 

上 MIKUNI製

下 砂型鋳造品

 

上 砂型鋳造品

下 MIKUNI製

 

取付も無問題!

 

実際にVM33に装着して、エンジン始動してみた。

チョークも使えるし、ガソリン漏れも大丈夫そう!!!

 

 

しばらく、様子見て・・・・・

 

3個使えたから、外した純正品を型にして・・・・

型にすると・・・・・ずーっと型として人生全うすることになります。

 

修正必要なところも、わかったから型作り出来たら・・・・・

小ロットな量産してみますね・・・・・・

 

根本的な問題は・・・・・自分・・・以外に・・・

欲しい人いるの?(笑)

 

加工blogも続きます。