ss34-heartのブログ

機械加工とGS750

VM33C29をD29化

VM33を販売すると刻印は何ですか?

よく聞かれるワードです。

 

やっぱりテフロン施工済みのD29が欲しいんだろうな~?

質問のたびに思っています。

本物手にすると、喜び満足感は半端ないですよね。

 

おかげさまで、いろんなVM33を見てますが、

今回のOH依頼品は29C・・・・

Z1用ピッチでGS1000に使いたいってご依頼の品です。

外観はA14と変わらないです。

お客様の要望で、テフロンコート、強化リターン化、削りのジェットブロック交換

要はD29化したい!

 

これも、綺麗な個体でした。

 

テフロン施工の場合、ご依頼から納品までに2か月ほどかかります。

それでは、分解、洗浄してテフロン依頼しました。

 

奥の1個は本物D29

手前が29C

テフロン施工業者さんも、VM33所有されている方なんですよ。

段々とこだわりが強くなってるみたい。(笑)

本物感がアップしています。

 

それでは、再洗浄したので組んでいきます。

 

今回の個体は、エアースクリューの頭が痛んでいました。

VM33用は入手不可能になります。

幸いにも、VM29用は新品入手可能です。

4個まとめて29用を使いました。

 

テフロンは写真撮るの難しいですね。

削り出しジェットブロック交換する場合は、先に組んでいきます。

 

強化リターンステー化しました。

 

4つを組み立てて、ピストンバルブセットと、

リモートアイドルスクリュー取り付けます。

今回は、GS1000だから、出荷時はカッタウェイ2.0標準です。

オーナーさんに、2.0と1.75の説明して、

1.75をセットします。

 

バルブ組んで、同調合わせしてトップカバーつけていきます。

 

もう~D29にしか見えない(笑)

わかりやすいように本物もどうぞ!

トップカバー横のテフロンはみ出し感や、

スピゴットのテフロン付着具合・・・・刻印みないと気づけないです。

 

今回は、はじめてのGS1000用セットの為、

装着後に実車確認してセッティングお願いします。

 

テフロン施工の個体は、指で操作するとピストン運動抵抗感の違い

かなり感じ取れます。

 

ご依頼ありがとうございました。