4分割したものを、さらにバラバラに分解していきます。
分解時に、おかしい????ところはないかを注意深く見ていきます。
フロートチャンバー内の状態
ガソリンが固形化してないか?
ジェット類の詰まり具合?
ジェットの状態
キャブレター本体の穴の状態
チョーク機構の状態
スロットルバルブの状態
など、多岐にわたります。
今回の個体は、掃除して保管してくれてたようで外観やフロートチャンバー内は良い状態でした。
前回の記事でしてきたスロットルベアリング周りの不具合と、
もう1点気になるところがありました。
若い20代のころなら、まず車両に装着してエンジン始動問題なければ走行して
いいも悪いもわからない状態で使っていたと思います。
最近は、50年生きてきたんで思考回路が変わってきました。(笑)
残り少ない人生、できるなら調子のいい状態で楽しみたい♬
だから、まず点検してまずそうな所は使う前に排除
時間は有効に使いたいのです。
なんで、可能な限り全分解します。
で、発見しました。
まずそうな場所・・・・
ピストンバルブの奥にある中子・・・・
JNがつく下側が黒く・・・カボーンの蓄積が見られます。
おそらくですが・・・ジェットブロックパッキンからガソリンが滲んでいたのではないでしょうか?
ここから、にじむと常にガソリンが濃い症状が続くんではないでしょうか?
ジェット交換して薄くしようにも、ジェットのパート関係なくあふれるのでセッティング迷路に突入してそうです。
長期使ってなかったはずなのに・・・・
写真わかりずらいですが、パッキン跡がまだ濡れています。
キャブ本体も、まだ滲んでいるのわかりますでしょうか?
大概、ここのパッキンは乾ききっていてパキパキ状態で簡単にはがせるのですが・・・
強力に引っ付いてます。
剥がすの難儀しそうです・・・・
ファンネル側から覗いて、JNより手前が黒くなってる個体は滲んでセッティング迷路に
なるかもです。
約40年前の中古キャブを購入する方がほとんどだと思いますので、全分解OH前提で考えたほうが、最初から楽しく乗れると思います。
VM33は割と、走行距離(使用期間)少なめな個体が多い印象です。
購入時の当たりはずれ(即使えるか?という意味で)はあるかもしれませんね。
今回のような・・・ケースはっそうないと思います。
自分は、バラバラを2個一したりしてますけど、最初から全分解点検OHすれば調子良いですよ。
OHに必要な、ガスケット類の総額は2万円くらい出そろいます。
後は、掃除や工賃ですね。
自分でやれば、そこは趣味なんでプライスレス
ということで、掃除終わったら交換部品の紹介
注意点など、記事にしたいと思います。
田舎な田園風景、これくらいの気候のマジックアワーは心地よいですね~
緊急事態?
カエルの合唱はとても心落ち着きます。
生まれたところも田園のもっとド田舎なんで、癒しのメロディーです。
虫の音、小動物の鳴き声
日本人で良かったと思う瞬間ですね~
アカンおっさんがばれる・・・・
それでは、パッキン類はそろったんでボチボチ作業進めます。