ss34-heartのブログ

機械加工とGS750

VM33 点検洗浄と手直し、修正作業

随分と間が空いてしまいました。

現在は、OH完了して試乗確認しているところです。

前の所有者さんがどんなセッティングで乗ってたのか?

気になるので、スロー系以外はついてたジェットのままです。

 

セッティング悩まれている方も多い様なので、

今のデータ公開します。

 

GS750

ピストンノーマルボア 約4万キロ走行へたりピストンとリング(いわゆる当時物)

ヘッド 昨年OH

カム WEB ST1

点火系 ウオタニSP2 FMバージョン

マフラー NGCアップタイプ

プラグ ブリスク

 

* エンジンに関しては、私が実質2オーナーです。(入手時4000km)

平成5か6年から持ってますから、間違いないです。

へたったピストン、シリンダー、リングは一度も交換してません。ヘッドに関しては、別の個体から外したものを、OH、歪取りに0.1か0.2mmくらいメンケンしてます。ポートもバリ取り程度です。

これに、純正よりオーバーラップの多いハイカム入れてますので、エンジンコンプレッション低い状態です。テスター読み8kgほどしかないです。

 

VM33 下記写真のジェッティングデータ。(全所有者のセット確認の為、暫定です)

MJ #115

NJ P-2

PJ #20

AJ #0.9

JN 6DJ30 上から4段目

AS 2回転戻し

ピストンバルブ TK#1.5 WPC+DLCコート+SMAP処理 アイドルポートあり

PEEK 延長リンク

リモートアイドルスクリュー

 

試乗した感想

常に濃い感じです。

止まるたびに、排ガス臭い

でも、加速は非常に楽しい♬

スロットルリンク回りが今まで一番軽いかな~、アクセルがスコスコ動きます。

VM33は車の後ろ巡行する時、3000~4000RPMあたりでパーシャル状態から急開少し抵抗感を感じるものあるんですが、今回のは全く感じないです。(今のところ・・・)

 

ということで、濃いのでNJとMJは交換します。

 

f:id:ss34-heart:20210714232027j:plain

 

前置き長くなりましたが、前回の続き

 

全バラにして、超音波洗浄します。

その前に、キャブ本体とジェットブロック(中子)を磨いておきます。

 

f:id:ss34-heart:20210714235639j:plain

↑ ジェットブロック わかりにくいですけど、外筒とベンチュリ(空気とガソリン流れる穴)の交点にだいたいバリが出てます。指で外から触れても、内側から触れても引っかかりないように修正します。1000~1500番くらいのサンドペーパーもしくは板金塗装に使う3Mさんのスコッチブライトなんかで磨いておきます。

 

f:id:ss34-heart:20210531010354j:plain

ボディもピストンバルブの上下する部分とベンチュリーない及びその円の交点です。

これも指で引っかかりないか?確認しながらです。

 

後は、各パッキン類を外します。

今回は、ジェットブロックパッキン剥がし苦労しました‥‥

 

後は、機械ウルトラソニックで小分けしながら、各1時間ほど洗浄

 

f:id:ss34-heart:20210715001804j:plain


洗浄後は、エアーを通して各通路の確認しておきます。

交換部品もそろったので次回は組付け編になります。