ss34-heartのブログ

機械加工とGS750

VM33ボディのレザー溶接修理

40年前に設計販売されていたVM33は中古品しか購入できません。

大半の方が、インターネットの画像判断にて購入を決断されていると思います。

 

私も・・・・9割方・・・・ネット画像で判断してます。

 

届くと・・・・・・見落とし・・・・・ありますよね(笑)

って、笑えない案件も多数あります。。。

 

もう廃盤で、入手不可能な部品の欠品や・・・・・・

貴重なボディが・・・・1個破損とか・・・・・

 

今までだと、もう一機買おうかと・・・・悩む案件も

レーザー溶接なら修復できるかも?

 

施工費用は、それなりにかかりますが、もう1機買うほどは掛かりませんし・・・・・

なにより、貴重なVM33が一つよみがえったという喜びは、体験すると

めっちゃうれしくなります。

 

よくある事例を紹介します。

 

*フロートタワー折れ・・・・・

根元から折損・・・・・幸いにも、折れた部品が手元にある場合。

ほぼ100%直ります。

 

 

某オークションで販売されていて、親切に折れてます!

って、申告してくれた固体です。

もうタカイ製作所で、直してね!

って、案件だなと思って購入しました。

 

修復すると・・・・

 

 

折れてた部分は、開先をとり(お互いのC面を可能な限り大きくとって、溶け込む部分を増やします。)溶接しています。針金が通ってた部分は可能な限り穴埋め

手で触ると、理解できますが基より硬く感じます。

 

レーザー溶接に出会い1年は経過してますが、また折れたという報告はお今のところないです。

アルミTIG溶接より、確実に強いです。

 

*フロート抑えの半分欠損・・・・・・

欠けた部分は、現存しない場合・・・・・

 



 

これも、親切な出品者さんは記載済みでした。

分かっていて購入しました。

ただ、修復はというと・・・・・

最悪の場合、途中から切断して、中古のフロートタワーを2個一かな~

と、考察して、中古のタワーを同梱して、修復依頼しました。

 

修復後・・・・・・いわれても、わからないレベル・・・・・

レーザー溶接で、欠損部位をあらかじめ復元して、復活してるみたいです。

現場は僕は見てないからの・・・・説明になります。

気持ちいい~復元ですが、コストは・・・・欠損部位がある場合の2倍以上かかります。

 

*特に多い・・・・・1番と4番ボディのフロートカバーのリブ欠損

 

欠片がなくても、レーザー溶接で肉盛りして、成型すると・・・・・

 

 

見事に復活していますね!

 

OH依頼時であれば、スムーズに作業できますよ。

ご検討ください。