ss34-heartのブログ

機械加工とGS750

VM33トラブルシューティング

VM33のOH実績が増えてきました。

おかげさまで、電話やメールの問い合わせいただく場合あります。

 

過去にあったトラブル事例を

皆さんと共有していこうかと公開していきたいと思っています。

 

最近は、50代な自分からすると、キャブレターすら振れたことないであろう・・・

20代なヤングな世代の方からも、問い合わせいただいてびっくりしてます。

 

VM33・・・・・こんなマニアック極まりないキャブレターを

選ぶなんて・・・・(笑)

 

自分は当たり前と考えていても、えーっそうなのとか、あるかもしれないので

簡単なところから、思いつたら伝えていこうかと思います。

 

*VM33の一番ネガティブに思われている、張り付きって聞くと思うんですが、

交差点で信号待ちの度ごとに、アイドリングが高くなったり、低くなる場合

 

スロットルシャフトにつくリンクや、アームが緩んでいてもなります。

その場合、トップカバーを外して、下記写真の青〇が緩んでないか?

チェックしてみてください。

ご自身でOHした場合や、中古購入時

 

 

クラッチ側数えて、2番目の気筒のプラグだけ白い・・・・

2次エアーすってる気がする・・・・

VM33は、ガソリンコックの負圧取り出し口がこの気筒にだけついています。

なので、赤丸のゴムキャップついてますか?

 

リンクにワイヤー通すときにキャップが取れてしまったり・・・・

中古品の場合は、キャップついてるか?確認してください。

 

 

*ガソリンが、1番と2番・・・・または3番と4番が同時に

すごい勢いでオーバーフローする場合

 

オレンジ丸の真鍮パイプ内がゴミで詰まっている場合があります。

 

 

ここは、フロート室のガソリン油面に大気圧を掛けるための、

大気開放穴になります。

 

使い方として、ゴムホースをつないでフロート室より

下まで長くしておきます。

純正のVM28もそうなってるので、VM28用のホースを再利用するように、

当社では、何も刺さずに渡しています。

付けて欲しい方は、購入時やOH依頼時に相談くだされば、付けて出します。

 

下の写真のように使うのが正解です。

 

 

今日は、3点のみ

気が付いた事を追加記載していこうと思います。

 

なんか聞きたいことあれば、質問ください。

わかる範囲?

答えれる範囲で回答します。

企業秘密は、未回答の場合ありますよ。(笑)

 

今日の内容は、どんなキャブレターにも当てはまると思います。