ss34-heartのブログ

機械加工とGS750

エンジン組み立て1!!

さすがに眠いです!!
 
今日CBXのエンジン組み立て開始しました。
 
今回はクランクケースはバラしません。
しかしオイルポンプのみ分解の上、点検です。
トロコイドポンプの摩耗は規定値内で一安心です。(だけどゴミを噛んだような跡がありました。)
 
シリンダーブロックは再使用します。
ピストンのみ新品交換、リングは2号機の摩耗が少なかったのでこれを再使用しました。
イメージ 1
ガスケット交換して、ピストンとブロックの取付です。
まずコンロッドにピストンをとりつけます。
ピストンピンを挿入し、Cリングを取り付けます。
このとき、はじいてなくさないように注意です。(クランクケースにはウエスなどで蓋をしておきましょう。)
 
ピストンリングの位置合わせをして、ブロックにピストン挿入です。
私はこの作業が一番好きです。
単気筒はこの作業が楽ですね!!4発は結構大変です。
 
ブロックの取り付けがすんだら、ボルトを取付、トルクレンチで均等に締めます。
その後、カムチェーンとテンショナー、ガイド類の取付です。
cbxは2本のチェーンでカムを駆動するのでここで作業中断可能です。
 
クラッチの点検後組み付け、クラッチナットようの特殊工具を製作しておいたので、こいつで規定トルクに締め付けました。
イメージ 2
 
本当は、ヘッドまで組み立てた後にサイドカバーを取り付けたいのですが、ヘッドの加工がまだですのでゴミ侵入防止の為、今回は取り付けました。
 
さらに、オイルラインのバンジョウボルトがメーカー欠品でしたのでステンレス材より総削り出しで製作しました。
M7のピッチ1mmでした。ホンダさんはm7結構使いますよね?
しかし、年数が経つと廃番入手不可、いままで結構泣かされてきました。
必要な方、オークションで販売予定ですのでどうぞ使ってみてください。
 
今日はとりあえず、ここまで終了です。
 
ヘッドのシートカットとバルブフェース研磨をやらないと完成できません。
もうしばらくかかりそうです。