すがすがしい秋晴れの空ですね!
この空のように、CBXも快調に走りたい?
先週末に、シリンダーヘッドカバーオイル穴(噴射ノズル)の拡大加工してみました!
上は、片側を拡大(1.5mm→2mm)した後の写真です。
いろいろ調べたところ、CBX125Fのオイル穴で小さいところはヘッドカバーのノズル部(IN 2箇所、EX 2箇所)と、ミッション側のオイルボルト(1.3mm)でした。
きっと、ミッション側を小さくしてヘッド側へオイルを多く送りたい設計なんでしょうね?
なので、今回はヘッド側の4つの穴を0.5mm拡大加工したものにヘッドカバーごと交換します。
中古のヘッドカバーに、ハンドドリルで少しずつ2mmの穴あけます。
写真のツールはフライス盤用のドリルホルダーです。(でも手回しで使用!)
穴を開けると切子が穴の中に残ってます!!
このまま使うと、そのうち切子が出てきて、エンジン破損の恐れがあります。
切子を抜くために、埋栓を取り除きます!
上はノーマルの写真、アルミで栓してあります!
下は加工後の写真、PT1/16の栓用ネジを立てました!
加工要領は、栓の真ん中にポンチを打ち
3mm程度のドリルで下穴を開け、
次に、5mm程度のドリルで穴を開け
最後にPT1/16ネジのした穴(6.1mm)で穴を開けます。
そして、手でPT1/16のタップを立てます。
オイル穴を塞がないように、ネジ深さを確認しながら切ります!!
ポイントは、ポンチを中央に打つ!!
加工はボール盤で行いましたが、電動ドリル等でもOKです。
3箇所加工できたら、エアブローして切子除去してください。
そして、ボルトで穴を埋めれば完了!
塗装はがれがひどかったので、缶スプレーで再塗装のうえストーブで焼いてあります。(栓した後に、エアーを噴いてボルトから漏れないかチェックしました!)
そして、いよいよヘッドカバー交換です!
再びタンクなど外装を外して、ヘッドカバー外します。
ここまでの作業はだいぶ慣れたものです。
見えなくなるけど、塗装するときブローバイカバーを外したのでついでにテーパーボルトに交換しました!
交換後の写真です!
マフラー用のスプレーなのでちょっと色み違っちゃいました。(笑)
また夜中に作業したので、
今朝、通勤でチェックです。
実は、オイルクーラーが膨らんだ事件後も
通勤で使用し続けてました!
朝の気温が(そのまま油音)15度→始動直後アイドリング時 8psi
油音が20度で走行中→5000rpm時10psi
10000rpm時20psi
油音が30度で走行中→5000rpm時8psi
10000rpm時16psi
油音が40度 →5000rpm時5psi
10000rpm時10psi
そうなんです!温まってしまえば現状でも問題なさそう!
しかし、始動直後にエンジン回転があげられないので
気は使うわ、走らないわで大変です!
なんで、始動直後に10000rpm回しても10psi
ぐらいに油圧が下がってほしいんですよ!
さてさて結果は、
朝の気温が(そのまま油音)15度→始動直後アイドリング時 6psi
油音が20度で走行中→5000rpm時8psi
10000rpm時16psi
こんな感じです!
もう少し下げたいので、
今度はミッションオイル側のバンジョウを拡大したものに交換してみます!
お楽しみに!
本当に壊れないでね、CBX!!(笑)